先日、某駅に向かって歩いている時に見知らぬ年配の女性から
『このマークは、何処で貰えるの?』と質問された。
都内近郊在住なので、あくまでも都内での交通状況の話しか出来ないが
優先席の背後には必ず『ヘルプマークの紹介』ステッカーが貼られている。
私も必要となってから調べたが、左足首脱臼骨折だったので
バネの付いた装具・松葉杖の状態では配布場所までなんか取りにいけない。
東京都福祉保健局のサイト(2021/07/31時点)
対象者
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方
妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方
ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら
電車・バスの中で、席をお譲りください。
→ 外見は健康に見えても、疲れやすかったり、
服に隠れた場所に外傷があるなど同じ姿勢を保つ事が困難な方がいる。
駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
→ 交通機関の事故など、突発的な出来事に対して臨機応変に対応する事が困難な方。
立ち上がる・歩く・階段の昇降などの動作が困難な方がいる。
災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
→ 視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいる。
肝心な配布場所は、下記の通り。
・都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)駅務室
・都営バス各営業所
・都電荒川電車営業所
・日暮里・舎人ライナー(日暮里駅、西日暮里駅)駅務室
・ゆりかもめ(新橋駅、豊洲駅)駅務室
・多摩モノレール
(多摩センター駅、中央大学・明星大学駅、
高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅、上北台駅)駅務室(一部時間帯を除く)
・東京都心身障害者福祉センター(多摩支所を含む)
・都立病院
・公益財団法人東京都保健医療公社の病院等
※ヘルプマークは対象の方、またはその代理人(家族や支援者など)からの口頭による申し出により、お一人様一つまでの配布。
※都内在住の方で配布場所に取りに行くことが困難な場合は、郵送での対応をしておりますのでご相談ください。
※ヘルプマークの転売は認めていません。
※ヘルプマークに関する寄付活動等には、一切、関与しておりません。
※ヘルプマークの趣旨に沿った、適正な利用をお願いします。
令和2年10月31日時点で導入している道府県は以下のとおり
・京都府・和歌山県・徳島県・青森県・奈良県・神奈川県
・滋賀県・大阪府・岐阜県・栃木県・広島県・北海道・秋田県
・愛媛県・島根県・兵庫県・鳥取県・静岡県・山梨県・三重県
・香川県・長崎県・宮崎県・佐賀県・富山県・長野県・高知県
・愛知県・埼玉県・岩手県・山形県・沖縄県・福島県・宮城県
・山口県・石川県・茨城県・新潟県・群馬県・千葉県・岡山県
・福井県・福岡県・大分県
全1道2府41県
当事者としての経験から、配布枚数は1枚が原則だが
都内で人混みが多い場所の場合は
前・後の人から見えるように、2枚つけるようにしている。
人身事故での混雑時や、階段の昇降時などで確実にアピールするのが目的だからね。
災害時等で、通常の配布場所でヘルプマークを受け取ることが難しい場合は、
画像を印刷して使用可能との事。
災害時や緊急時の活用について(参考様式)(Word:26KB)
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