この赤に白い十字架とハートのマーク。
何処かで見かけた事はあるだろうか?
私も自分で使う事になるまでは知らなかったが、Wikipediaに詳しい内容が書いてあったので使わせて頂く。
『 ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害[1]または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成された、東京都によるピクトグラムである[2]。』 ヘルプマーク Wikipediaより参照
私の場合、2018年に左足首脱臼骨折をした。今も【プレート1枚、ボルト 9本】が左足に入っている。一般的な歩行は問題ないが、階段を下りる時は感覚的に時間がかかり『外見では分からない』ので、自身を守る事も含めてカバンに付けている。都内の人は速足の方が多いので、尚更危険だと思う事は多い。
前から向かってくる方が、突然方向転換されても避けられません!って思う事も多々あるが、このマークがあるお陰か揉める事は今のところは無い。
ヘルプマークを所持して怖いと感じたのは、通勤のバスで優先席に座っていた時の事。当時は下のような医療用装具を外して、少し経過した頃で松葉杖は使っていたものの…
顔まわり(上半身)は健康的な私。相手は杖を使っていた70代頃のお婆さん。彼女が乗車して私に向かって放った言葉。
あんた、若いんだから立ってなさいよ!立てないの!立てないなら、何でバスなんか乗ってるのよ!!
そして、左足の爪先を杖で小突く小突く。
なんだかんだ乗車した停留所から、2つ先の停留所で降りていったお婆さん。時間的には大した事は無いんだろうけれど、あれは怖かった記憶がある。
つい最近もとある場所で『このマーク見る事はあるんだけど、何か分からないんだよねぇ』と話に上がった。まだまだ、知名度は妊婦さんのマークよりは低い。それに貰える場所が【ヘルプマークを必要とする人には遠い】事も改善して欲しいと考えている。
配布先は下記写真の通り。東京都が作成したので都営関連の場所に偏る。また、【著作権は東京都に帰属し、商標登録されている[3][4]。ヘルプマークの趣旨に合致すれば作成・活用することが認められている[5]が、寸法や比率を含めてガイドラインに従う必要がある[6]。】という注意もあって、ハードルが高い!!
所持するようになって1年以上経過して感じるのは、1枚より2枚入っている方が便利である。自分を中心にして『前から来る方・後ろから来る方』に【ヘルプマーク所持を伝えたい】からだ。
あと何より配布先の偏りが最大の難関だ………
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