敢えて残しているもの

雑記

『良くない事が起こった時』に持っていた物は処分した方が良い。そう何かで読んだ記憶がある。
その内容を考えれば、下に載せたスニーカーは該当するだろう。同日に使用していたリュックやミニトートも。

2018/07某日に履いていたスニーカー

2018/07 人生初の骨折をした日。
左側の紐が解かれているのは、救急隊員の方が『腫れて脱げなくなる前に脱がしてくれた』時のままにしてあるから。あの日以来、このスニーカーは履いていない。

手術後は免荷ゼロ(少しでも地面に足を突いてはいけない)の為、医療装具・厚底靴・松葉杖の3点セットで生活していた。腫れが引いてスニーカーを履けるようになるまで、時間が必要だった事。
いざスニーカーが履けるようになった時は、その時々で調整しやすいタイプを履いていた。

2018/07から暫くの期間を考えると、不運だったから処分する対象にはなるんだろう。でも本当に、それだけだったのか?と首を傾げている自分もいる。

骨折をしたからこそ、出会えた人もいる。
骨折をしたからこそ、新しい視点を持つ事も出来た。
骨折をしたからこそ、色々な問題を当事者として知る事が出来た。
今も後遺症として悩まされている中で、色々な人から助けて貰っている。

そう考えると、【不運】ばかりでは無いなぁ…と。
だから、今も自宅に保管しているんだろう…

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