国際シンボルマーク(車いすマーク)

国際シンボルマーク 雑記
国際シンボルマーク

色々な場所で見ているはず
そんなシンボルマークをご存知だろうか?
一時期とはいえ、車いすを利用し卒業した後も
出先で『このマークが有る駐車スペース』を使用させて頂いた。

・ 駐車場
・ トイレ
・ エレベーター
・ タクシーやバスなどの車両

名称:国際シンボルマーク
障害のある人々が利用できる建築物や公共 輸送機関であることを示す、世界共通のマーク
日本障害者リハビリテーション協会(RI)が日本における使用を管理
商標登録(第1562455号)
1969年に国際リハビリテーション協会(RI)により採択

国際シンボルマーク(車いすマーク)の普及・使用の管理

今までモラル的にも健康な状態では、このマークが描かれたエリアは駐車しないという意識は持っていた。

2018年 夏。 左足首脱臼 を骨折して、左足装具+松葉杖+厚底靴のセットになった時
実家から東京への移動で高速を利用。
もちろんサービスエリアにて、「使って良いのか?」という疑問が家族の中でも発生した。

 ・ 車いすじゃないし…
 ・ 年齢的に、30代だから高齢者じゃないし…

という部分が脳裏をよぎったが、
【 そもそも、足を地面に25%(つま先ちょっとが限界) 】ですらアウト(再骨折)
なので、ちょっとでもバランスを崩したら、救急搬送&緊急入院なんだから。
【 ここで使わずして、いつ使う 】じゃないけれど、利用させてもらった。

母とも、「何かか問題だというなら誰かが何か言ってくるでしょう」と。
ある意味で開き直っていたのを覚えている。
ちなみに、左足につけた装具は、下記参照。これに、右足は厚底靴+両松葉杖がセット。

左足の装具着用
こんな状態で、長距離なんか歩けるか!?
さて、ここで一般的なサービスエリア駐車場から、トイレに行くシーンを想像してみよう。

  1. 座席にて、装具を再装着
  2. 肩掛け、松葉杖をスタンバイ
  3. ドアを開け、慎重に車から降りる
  4. まずは、地面にバランスを保って立つ
  5. 立った場所から、トイレまでの位置関係を把握。最短で安全なルートを確認
  6. 車道を渡るが、通過しようとする車には待っていただかざるを得ない
  7. 車道から歩道への段差に注意!
  8. 段差をクリアしたのも束の間。石畳・コンクリートの隙間や歪みに注意!!
  9. トイレ内が清掃中か確認。清掃中であれば、水が撒かれていて滑りやすいから
  10. できるだけ、広めの個室を狙う
  11. 手洗い時、手すりがある洗面台を探す → 片方の松葉杖が倒れないように置くため
  12. 行き同様に、石畳・コンクリートの隙間や歪みに気をつけて進む
  13. 帰りは、高めの歩道から車道に降りる
  14. 通過しようとする車があるか、ある場合は待っていただかざるを得ない
  15. 出来るだけ、最短かつ安全なルートで車まで直行
これを動く車や人を確認しながら実行する。突然の飛び出しなんか対応しきれるわけがない。
夏場は汗で松葉杖も装具の中も滑るから、ヒヤヒヤした気持ちで移動していた。
ちょっとバランスを崩して、怪我した左足に負担がかかれば・・・
【 再骨折+緊急入院(下手したら再起不能) 】の恐怖

これを機に、当事者としての視点・考え方も少しだけ知った。
 ・ 今回は見える形での怪我だった事
 ・ ケースによっては、【 目に見えない部分 】による利用者もいる
 ・ 様々なシンボルマーク(ヘルプマーク等)の利用者が、遠慮しないで使える状態が望ましい
 ・ 誰もが該当する可能性がある事!!怪我・病気は、何時なるか分からないのだから

なんて事を考えるようになった。
多様性やダイバーシティなんて言葉にするのは簡単だけれど、無知な部分も多い。
まだまだ学ばないと!と思って、ここに書いている。
 ※ 購入方法や詳細情報は、【 つづきをよむ 】から
 ※ 国際リハビリテーション協会(RI)様より抜粋させて頂いています。

<< 国際シンボルマーク購入方法 >>
 国際シンボルマークは、国際リハビリテーション協会(RI)が定めたもの
 英語のInternational Symbol of Accessを日本語に訳した呼び名
 ねらい:障害者が利用できる建築物、施設であることを明確に示す。
      障害者が住みよい街づくりに寄与すること
※なお、建築物にマークを設置する際は、国(バリアフリー新法)や
自治体(まちづくり条例)などの設置基順にもとづき使用することを推奨

  ※ 国際リハビリテーション協会(RI)様より抜粋

種類と価格(2021/08/01時点)
全て消費税・送料込1枚の価格

 アクリル樹脂板:建造物向け
大(25.5cm×24.0cm) 4,300円
小(14.5cm×13.0cm) 3,000円
 ステッカー:裏面シール
大(15.0cm×15.0cm) 500円
中(12.0cm×12.0cm) 350円
小( 6.0cm× 6.0cm) 300円
 磁石付ステッカー:裏面磁石
大(15.0cm×15.0cm) 1,700円
中(12.0cm×12.0cm) 1,100円
小( 6.0cm× 6.0cm) 800円
〈注意〉車に貼る場合、道路交通法上の規制を免れるものではありませんので、ご留意下さい。

<< お求めについて >>
お求めの際は、郵便局備付けの払込取扱票にて郵便振替で送金
 ※ 国際リハビリテーション協会(RI)様より抜粋

国際シンボルマーク購入先記入例

※ ご記入が不十分な場合、ご送付が遅れることがあります。何卒、ご了承下さい。
※ 別途、振替手数料がかかります。
※ お振込み戴いてから10日前後でのお届けです。
※ 価格は変更することがあります。

<< インターネットからのご購入について >>
インターネットからも購入できるようになりました。
クレジットカード、コンビニ決済などご利用頂けます。
リハ協ストア(外部ページ)よりご注文ください。


<< 国際シンボルマーク使用について >>
  1. 現在、国や自治体において、建築物への設置基準が制定されております。
    建築物にマークを設置する際は、国(バリアフリー新法)や自治体(まちづくり条例)などの
    設置基準にもとづき使用することを推奨しています。
  2. 公共輸送機関に設置する際は、障害のために移動能力が限定されている方に、
    安全に利用できるスペースが確保されていることを確認し、設置者の責任の上でご使用下さい。
  3. 個人の車に表示することは、国際シンボルマーク本来の主旨とは異なります。
    障害のある方が、車に乗車していることを、周囲にお知らせする程度の表示になります。
    したがって、個人の車に表示しても、道路交通法上の規制を免れるなどの法的効力は生じません。
駐車禁止を免れる、または障害者専用駐車場が優先的に利用できるなどの証明にはなりませんので、ご理解の上ご使用下さい。

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